ドア

 お待ちかね。我々として最も興味深い部分の箇所の1つである、ガルウイングに着目する。AZ−1のようにダンパーはない。SERAに近い形だ。



 ドア内側を拡大したところ。窓は開かないが、天井はある。ドアを閉めるときに持つ取ってはついているが、吊革はついていない。ドアトリムに開いている穴は、スピーカーだ。室内側からドアを開けるときは、サイドシルにあるドアノブを引いて開ける。なぜこんな機構になっているかは後述する。




 ガルウイングの付け根。インパネの横、車室内から突き出ている。なおダンパーではなくバネの力であけるとのこと。上にスイッチのようなものが見えるが、これはルームランプ用のスイッチである。




 こちらは左側。




 ルーフにあるガルウイングの付け根。




 AZ−1のH型ルーフに相当する部分。かなり細い。コンセプトカーとしてはしょぼいルームランプがついている。




 ドアのキャッチ部分。プラスチック製だ。




 ロック機構。昔のカチャカチャ回るタイプだ。左側にボタンがあるが、これを押してドアをあける。AZ−1のようにドア中にロック機構が入っていない。Bピラー部分にロック機構がついているために、内側からドアを開ける際のノブはサイドシルに入っている。またキーシリンダーはなく、ドアには鍵がかけられないようだ。




 次頁からは内装をみていく。