内装

 内装部分で最も気になる点の1つが、サイドシル。結構広い。バックの際にはカウンタックリバースが出来そうだ。矢印で示す部分はイグニッションキーである。そのそばにある銀色の穴の中に、室内からドアを開けるためのノブがついている。




 なおキーホルダーが素晴らしく情けない。木の板にマジックでRX500と手書きしてある。




 シート。ウレタンが腐っていたため、これだけはフルレストアしたそうだ。おケツ部分のへこみは少なく、だらっと寝そべったようなポジションになるものと考えられる。




 運転席側。




 コンソール部分。何かスイッチがついているが、これはオーディオ用。といってもAM・FMラジオしかついていない。2段スイッチになっており、一番右側は、AM・FMの切り替えとチューンのスイッチだ。一番左のは不明。つまみが取れているようにも見える。その他のスイッチは、ボリュームとかトーン、バランスであると考えられる。




 ペダル類。クラッチケーブルははずされているようだ。




 ステアリング及びメーター。メーターが光って見えるが、これはフラッシュの光が反射しているため。右側から、タコメーター、スピードメーター、一番左がラジオの周波数を表示するためのものだ。もっとごちゃごちゃしていても良さそうだが、当時はすべて機械式のため、この大きさ(薄さ)のインパネでは実現できなかったとのこと。
 一部ステアリングも写っているが、革が腐っていたのでシートと同様にレストアしたとのこと。



 ステアリングをフロント側から見たところ。どうしてもワイパーにピントが合ってしまったためピンぼけになってしまったが、かなり飛び出たステアリングだということはわかる。




 シートベルト。250km/h出すことを目標として作られたと言う割には、3点式シートベルトのみとなっている。4点式でも不自然ではないのだが。



 今回はこれでおしまい。次回はRX500のボディー回りにフォーカスしてお送りする。