外観、その2

 後方斜めから撮影したところ。リアエンドパネルの上半分は、スリットが入っているだけで、穴が開いている。排熱と後方視界性の確保が目的か。




 真横から見たところ、その1。




 真横から見たところ、その2。ドアは大きく上がり、乗り降りはしやすそうだ。




 ドアとエンジンフードの間に「丸mマーク」があるが、これはフュエルリッド。左右にあるが、燃料タンクは完全に分割されているわけではなく、2つの50Lタンクがあり、中央でつながっている構造になっている。レースでの給油速度を上げるためだ。なお下の写真は、エンジンフードを閉めた状態である。




 真横からみたところ、その3。エンジンが完全に見え、リアエンドパネルが垂直に落ちている。




 再度後方斜めから撮影したところ。エンジンフードの天井部分はアクリルで出来ていることがわかる。エンジンフードの開き方は大きいが、手が届くにはちょっと遠い感じがする。整備性がどうのこうのというより、ショーカーとしてエンジンを見せびらかすような構造だ。




 どうだっただろうか、約30年ぶりに復活した車の外観は。現在の車と比較して直線的なデザインだが、十分に美しい。なおレストアの基本方針だが、現状使える部品はそのまま使い、どうにもならないものだけ新たに起こしたとのことだ。次はいよいよエンジン本体をみていこう。