NSU Ro80のエンジン

 ボンネットをあけて、エンジンを見せてもらった。



 エンジンルーム。写真左側がフロント側だ。こうみると、NSUスパイダーと比較して「まともな車になってきた」ように感じる。部品の配置がそれなりに整っているためだ。



 ローターハウジングには、NSUのマークがある。スパイダーでは見られなかったものだ。



 2プラグのロータリーエンジン。確認し忘れたのだが、デスビのメーカーはどこだったのだろう? コスモスポーツと同じメーカーとは思えないが。上の写真にデスビが少しだけ写り込んでいるが、オレンジっぽい色だということを考えるとボッシュ製のように思える。



 右側から撮影した写真。エアクリーナーBOXに貼られているMoble SHCのステッカーが場の雰囲気にそぐわない。貼った意図がよくわからない。



 フロントのブレーキ。インボードになっている。またドライブシャフトブーツがみえることから、FFであることもわかる。



 車台番号のプレート。プレート本体は、スパイダーと同様のものが使われていた。日本では、エンジンの型式が刻印されるが、この当時のドイツでは不要だったのだろうか。仮にエンジンタイプ(10Aとか13Bとか)が刻印されたならば、どんな型式名称が刻まれたのだろうか。



 次頁では、外観を見ていく。