Nissan New Mobility Conceptの内装、その1

 充電時間を利用して、内装の詳細部分を撮影した。写真の矢印部分にキーがある。普通の車と同様、このキーでIGをONにする。



 ウレタンのステアリング。エアバッグ付きである。中央には注意書きのステッカーが貼られている。



 インパネにあるスイッチ類を見ていこう。ステアリングの左側にあるスイッチ。Dを押したらドライブになる。DとRを同時に押したらニュートラルになる。



 ペダル類。右がアクセル、左がブレーキ。白い矢印部分はサイドブレーキである。



 実際に足を置くとこんな感じになる。左足はフットレストに置いた状態である。



 旧車のようなサイドブレーキ。引くとブレーキがかかる。リリースするには、ノブを押してもどす。



 面白いのはコンビスイッチ。この車、左ハンドル車のように左側のレバーがウインカーになっている。
 見慣れないスイッチを説明する。ホーンはレバーの頭を押したらなる。レバー中央にあるスイッチは「走行時警告音」。電気自動車は音が静かなため、後方から近づいて来るのがわかりにくい。そこでわざと音を出して、近づいて来るのがわかるようにするのだ。「べーほーべーほー」というか「びーふーびーふー」という感じの断続音が続く。



 こちらは右側のレバー。一番右にあるスイッチを回すと、熱線がONになる。通常の車では熱線はリアにあるが、Nissan New Mobility Conceptにはデフロスターがなく、またリアのガラスがない。そのため、フロントガラスに熱線が入っているのだ。



 インパネ左側には小物入れがある。



 ここを開けると、GPSのデータロガーがあった(矢印部分)。電源用のシガーライタープラグもここにあったりする。赤いのは発煙筒で、単に投げ込んであるだけだった。



 反対側にも小物入れがあり、こちらはキー付きである。



 開けたら説明書などがはいっていた。説明書にどんなことが書いてあるかは、別途レポートする。



 インパネの説明はこのあたりにして、次頁では別の内装部分を見ていく。すると、実に興味深いものが見えてくる