パレードラン

 パレードランに備えてすっかり人がいなくなったメイン会場。




 毎度のことだが、さすがに1600台もいるとすんなりスタートしない。キーの閉じこみやらエンストやらで、確か4台程度が走行不能に。しかも前後左右ともびっしりと車で詰まっているから、路肩に寄せることもできない。開始予定時刻を30分程度過ぎてからようやく車が動き出した。

 来た〜、来た来た〜。











 すんなり進むかと思いきや、もう渋滞が始まった。コース上で事故でもあったのかと思うくらい車が動かない。10分以上動かないなんてことは平気であったように思う。




 そんな中をヘリが飛んだ。10周年の時はヘリを自前で調達したが、今回は報道関係のヘリばかりだ。映像は報道から買えば済む話なので、なぜ10周年のときに自前で調達したのか分からない。



 他にもこんなヘリが来ていた。計3機だっただろうか。



 このパレードラン、4列に別れて走行したのだが、一番外側の列の車はコース外に出た時間が20:00前だったそうだ。実質15:00からコースに並んだのだから、5時間もコースにいたことになる。悲惨なのはグループで来て、コースの内側から外側へ並ばされた場合だ。一番内側の人は早く出られても、一番外のコースを走っている車が出てくるまで待っていなければならない。
 我々はいい加減飽きてきて途中で帰ったのだが(16:00頃出発したかなあ)、車の動かないパレードの様子をず〜っと実況中継していた。ロードスター内に閉じこめられた人を飽きさせないためなのだが、車は動かないし動いても同じ車ばかりだしといった状況で、よく次から次へと言葉が出てくるものだと感心した。20:00頃までアナウンスをしていたのだろうか。いや〜、お疲れさまです。

 ちなみにこのパレードランの最大の見せ場は、AZ−1がガルウイングを上げたまま、ロードスターの列に大手を振ってゆっくりと走り去っていったことだろう。ロードスターオーナーもみんな大手を振って返してくれた。ヘリが低空で飛んできた時並みの大喝采。でも実況中継してくれなかった。う〜ん。