セドリック

 ターボ付きのセドリック。




 なぜこの車に着目したかというと、今となってはもう見ることが出来ない4ドアハードトップだからだ。Bピラーがない姿は美しい。なぜ4ドアハードトップが無くなったかというと、ボディー剛性が確保できないからである。




 内側から見たところ。絨毯みたいなケバケバした布を貼りまくっている。




 Bピラー部分。シートベルトはご覧のような生え方をしている。




 もう1つ、最近の車に付いていないものが、豪華なオーバーヘッドコンソール。フロントガラス部分から天井中央あたりまで伸びている。




 寄ったところ。何がついているのかというと、主にはワーニングインジケーターだ。ヒューズが切れただの、どうでもいいようなワーニングがついている。あとはルームランプの照明の仕方を切り替えるスイッチ。スポットとかファンシーとかある。



 昔の車には、今考えてみるとあまり意味はないのだが、何か嬉しい感じがするギミックがついていた。例えばアラート音を変えることができるとか、燃費計算用の電卓が付いているとか、電子制御サスとか、スイッチがごちゃごちゃついているとか・・・「最近はケータイにカネを使うから車にカネを使わなくなった」なんてことを聞くが、逆転の発想でケータイのキーボードの代替となるような車の中でしか遊べないコチョコチョつつける物を付加すると売れるかも。