普通のパブリカとの比較、その2

 車のどの部分をぶったぎってオープンにしたのか見てみよう。

 Aピラー部分の角度には大きな差がないが、コンバーチブルにはAピラーについている「雨どい」がない。その分、すっきりとした印象を受ける。
 フロントガラスの上隅は、普通のパブリカが丸まっているのに対し、コンバーチブルは角張っていることがわかる。
 ドアは三角窓部分が全くの別物になるが、ドアライン自体は双方同じだ。



 リア部分。ちょっと違う感じがする。



 フュエルリッドを基準にしてみてみると、明らかに違うことがわかる。この部分は後付なのか、矢印で示す部分に鉄板をつなぎ合わせた筋が見える。



 昔の、しかもカローラよりも一段低いグレードに見られていた大衆車をベースとした物なので、安く上げるために単に屋根を切ってコンバーチブルにしただけだろうと思っていたが、オリジナル部分が結構存在することが分かってしまった。