普通のパブリカとの比較、その1

 実は当日、普通のパブリカもやって来た。普通のパブリカとパブリカのコンバーチブルが同時に見られるのはめったにないので、その違いを比較していきたい。



 インパネ部分。最も異なっているのはメーターだ。タコメーターまで付いたりして、コンバーチブルの方がスポーティーに見える。一部のメーターはヨタ8と共通デザインなので、よりそうみえてしまうのかも。コンバーチブルで残念なのは、ステアリングが社外品に変えられていた点だ。



 当然ながら明らかに違うのが、フロントガラス上の部分。すぱっと切られて屋根がない。ゴム製のウエザーストリップもない。ロードスターなど最近のオープンカーは、フロントガラスの上あたりに、ソフトトップをしっかりと固定するための金具が付いているのだが、それもない。パブリカ コンバーチブルの場合、矢印で示す三角窓上部に開けられた穴に、ソフトトップから出ている棒を突き刺して固定するだけのようだ。リアシート横にあった骨みたいに、なかなかワイルドな作りだ。