外観、その2

 フロントマスクのクローズアップ。約20年後に登場するロードペーサーを思わせるデザインだ。



 後は片側2灯。AZ−1に通じますな。



 細かい部分をみてみよう。ライトバスのボディーはアルミ製。当時は溶接が困難で、リベット打ちになっている。丸みを帯びたモダンな形状にリベット打ちというアンバランスさ。一方でリベットのイボ自体がデザインとマッチしている絶妙のさじ加減。ライトバスの美しさは、こんな細かいところからわき出ている。



 もうお気づきかもしれないが、塗装されていないボディー部分は単なる平板ではない。前から後まで乱れることなくつながるライン入りのアルミ板なのだ。



 Aピラーを拡大したところ。Aピラーの最外面とガラスの間にあるわずかな部分にまで塗装している芸の細かさ。



 一直線でつながるアルミのサイドモール。



 ワイパーは真上から生えている。ウインドウォッシャーはないようだ。



 私的には歴代マツダ車の中で、最も美しい車である。ちなみに私的美しいマツダ車ランキングは・・・

 1.コスモスポーツ       ま、これは1位にせざるを得ないでしょう。
 2.マツダライトバス      ホントはこれを1位にしたい。
 3.ルーチェロータリークーペ  カタログまで美しい車。
 4.FDのRX-7         やっぱり車はリトラですよ。
 5.初代ロードスター      古い車ばっかりじゃないか

 う〜ん、AZ−1がランクインしてない・・・次頁から内装を見ていく。