内装

 中央にある扉から中に入り、内装を見ていこう。なおライトバスに存在する扉は、この1カ所だけである。



 後方を見渡したところ。実はこの写真にライトバス最大の欠点が写っている。一見するとわかりにくいのだが、天井が低すぎるのだ。大人は直立できない。乗り込むとき、なかなか苦しい体勢になる。



 シートには補助椅子までもついている。おまけに全部ビニールをかけるレストアの念の入れよう。



 運転席。



 運転席横にあるのはラジオと各種スイッチ類。



 メーターを拡大したところ。メッキメーターリングが憎い。この車はディーゼルなのだが、昔のディーゼル車はキーをOFFにしてもエンジンが回り続けることをご存じだろうか。ガソリン車とは異なりプラグがないため、電気系統を全てOFFにしてもエンジンは回り続けている(燃料ポンプは当然機械式)。そこでエンジンを停止させるためのスイッチが左の方に付いているのだ。



 ヒーター。車の大きさを考えると、あまりに能力不足のような気がする。



 エンジンはフロントにある。下の写真に写っている蓋を取ると見える。



 写りが悪いけど、エンジンがでてきた。ライトバスは、E2000等のトラック用のシャシーが使われているため、このようなレイアウトになっている。