合理的方法論


 合理的方法論とはどんなものか簡単に触れておこう(詳細はここを参照)。

 概略は、

 1.現状はどうか
 2.自分の考える理想はこうだ
 3.理想に近づけるための課題は何か
 4.理想が実現されるとどんなメリットがあるのか
 5.理想に近づけるために自分たちは何をすべきか

である。
 具体例を述べよう。当HPの目指すものを合理的方法論で簡単に述べる(簡略化しすぎてるんだけど^^;)と、

1.現状は、旧車の犯した過ちを繰り返し、同じ種類の車を所有することが共通項になっているだけの、無意味な集まりに成り下がろうとしている
2.理想は、今までの誤った自動車文化を根底から直し、これからの自動車組織のあり方のモデルケースとなること
3.課題は情報の共有化と人材の整理
4.メリットは、旧車の犯した過ちの是正ができ、パーツの供給、トラブルシューティングに関する情報などで困らなくなる。ノウハウが散逸しない。
5.種々の課題解決方法を実行し、その結果の情報発信と共有化すべし(=課題の裏返し)

 情報の共有化について補足しよう。様々な活動の中で得られた成果を自分の中もしくは非常に狭い範囲、例えばページ数に限りがある上、ちり紙交換行きとなって情報の蓄積性に乏しい雑誌への掲載だけにとどめてしまっては旧車とおなじである。全国のみんなが見てくれる当HPを通じ広く展開することでみんなのレベルアップを図ると当時に自己実現も図って欲しいと思う。平たく言えば達成感を得るということだ。マズローが言うところの欲求段階説では、自己実現こそ人間の最高の欲求だとされている。一度経験してみるとこんな面白いことは他にないよ。



 逆に一番まずいのは、何の目的もなくダラダラすることだろう。これはどの世界でも同じこと。何の生産性も進歩もない。例えばドライブしてメシ食ってばかりというOFF会ね。こんなことを書くと例のごとく「価値観の押しつけだ」とか「人の持っているものをどう使おうと、その人の勝手だ」とか文句ばかり言う人が出てくるが、そういうのは当HPにはふさわしくないのでターゲット外としているため無視。

 以上を踏まえた上で、この10年に起こった様々な出来事をweb masterとしての視点から振り返ってみたい。