工程図
工程図とは、組み立て要領図のことである。これはクラタに著作権がありマツダにはないとのことで、撮影OKだった。とはいえ、膨大な量があり、どこに何が載っているのかわからない。
やむなく、手当たり次第でめくってみた。なんと、トレース紙に鉛筆で手書きされたものだった。
どこまで手書きで正確に書けているか・・・という視点で選んだ1枚。右フェンダー下にある、フロントバンパーの端を固定する部品の取り付け工程。フェンダー内部という結構ごちゃごちゃしている面が、ほぼ実物通り描けている。絵としては変なところがあるけど。それにしてもこれを描くのは、相当時間がかかったと思う。
AZ−1とCARAをどう区別しているのか・・・という視点で選んだ1枚。キーの識別要領が書かれている。
面白げなことが書かれている一枚。オイルパンに傷が付いていたら、スプレーで塗装せよとある。
さらにエンジン関係。エンジン本体は基本的に上の絵と同じになるはずなのだが、微妙に異なる。しかも、ペリメーターフレームにエンジンが載った状態なので、工程的には上の絵より後だ。書いていた人が違うと言えばそれまでだが、後になるほど結構雑になってきた???
今回はこれでおしまい。次回は講演会の様子をお伝えする。