NSU Ro80の外観、その2

 Aピラーの銀のモールも美しい。ちなみに、フロントガラスに貼られている車検のステッカーをみてわかるとおり、車検切れの車では無い。



 内装も撮影したかったのだが、横のガラスが開いていなかったのと、太陽の角度が悪くて全く撮影できなかった。そんな条件の中で撮影できたのが下の写真。スピーカーを写している。



 ナショナル製だった。どうみても当時物である。最近は旧車であっても最新のオーディオを付ける傾向があるが(というか、それしか選択肢がないのだが)、やはり旧車には古いオーディオがふさわしい。ちなみに私はまだカセットデッキである。ほとんど壊れているけど。



 下回りを見てみる。ラッパが2つ付いている。ちょっとわかりにくいが、オイルパンの後ろにオイルフィルターが見える。マツダのロータリーは上に付いているが、NSUのロータリーは下にある。このあたりは根本的に違う感じだ。ただ、NSUの取り付け位置は、エンジン高を上げる方向に追いやるため、あまり良い付け方ではないと考える。



 リアの下回り。FFなので、ドライブシャフトが付いていない。



 マフラーの根本。普通は振動吸収のためゴムのハンガーでつるすが、ボディーに直づけとなっている。このあたりはちょっと理解できない構造だ。



 今回はこれでおしまい。次回は、Ro80をお手本とした?? レストア中のルーチェロータリークーペを中心に見ていく。