NSUスパイダーの内装、その２
インパネ部分。ステアリングは２スポークタイプ。
ホーンボタンは、前回紹介したロータリーを象徴したデザインと同じものになっている。このあたりは、マツダのロータリー車も真似したのでは？
メーターはドイツ車らしくVDO製。走行距離は約4200km。意外に走っていない。トリップメーターは140kmほどなので、直近はこの程度走行したものと思われる。それはそうと、燃費並びに燃料タンク容量から予測される満タン時の走行距離はどのくらいなのだろう？
インパネ中央にあるスイッチ類。ヒーターコントロールのレバーはＡＺ−１と同様縦長となっている。ワイパーなどのスイッチ類の表示は、走行距離の割にはほとんど消えてしまっている。右側にあるのは灰皿。その下にはシガーライターのソケットが見えているが、ライター自体は付いていない。紛失したのだろうか。
左右のドアトリム。外装色と同じにしているのか、赤い。左右ともポケットが付いているが、ゴムがたるんでいない（普通、ゴムがだめになっている）。修理したのか、それともゴムではなくて金属製のバネが入っているのか？？
次頁では、下回りを見ていく。
