Kennedy Space Center Visitor Complex, Apollo/Saturn V Center

 大西洋を南下していると、だんだん陸地が見えてきて、さらには矢印で示す建物が見えてきた。



 これ、VABと呼ばれるロケットを組み立てる建物だ。この一帯がケネディー宇宙センター。今からここへ行くのだ。



 船から下り、バスにのってケネディー宇宙センターへと向かう。



 乗ったバスがこれ。NASAのマーク入りのバス。一般道を通るにもかかわらず、ナンバープレートが付いていない、天下御免のNASAバスだ。アメリカのバスっぽく、6輪車となっている。
 このバス、1台や2台だけあるというレベルではなく、私のツアーだけでも15台はいた。他のツアー分の台数も含めると、数十台レベルで存在すると思われる。



 車室内の様子。天井からモニターが出ておりNASAのマークが気分を盛り上げてくれる。バスには2種類あり、私が乗ったバスは液晶モニター。別のバスはブラウン管。ちょっと古いのかもしれない。運転席も撮影できたらよかったのだが、人が大量に乗り込んでくるのでそんな余裕はなかった。



 ケネディー宇宙センターで一般見学できる場所は大きくわけて3カ所。そのうち2カ所を回った。最初に訪れたのが、「アポロ サターンVセンター」。アポロ専門の博物館だ。



 最初のゲートをくぐると、アポロの前説が始まる。ヒューストンのミッションコントロールセンターを模した大広間へと移動し、アメリカの3大ネットワークそれぞれが著作権を有していると思われる映像が同時に流される。私も見たことがない映像もあったため、いくらカネを出してもアメリカ国外に公開しない貴重映像が含まれているのかもしれない。まさにALL AMERICA体制だ。



 前説が終わると、アポロ18号、19号として打ち上げられるはずだったサターン5型ロケット(本物)が置かれている場所へと移動する(ただし、テストモジュールだったり、アポロ11号の色に塗り替えられているものもある)。いきなり見えてくる1段目。これは確かにでかい。広角で撮ってなんとか収まる大きさだ。詳細な写真は別のサイトをぐぐると出てくると思う。



 次頁では、地味〜に展示されていた、ASTRONAUT VANの詳細を見ていく。