ノルウェージャン ブレークアウエイをちょこっと紹介

 ここで、船についてちょっと紹介しておこう。下の写真は、客室のテレビに写される航行マップ。写真の右端が切れているが、ここにはバミューダとかサルガッソーとか日本人にとってはとっても怪しい海域の名前が見える。難破の名所として日本では知られているが、実際に航行してみてその理由がわかった気がする。



 まず、星がよく見えない。月の光も、都市の光も届かない漆黒の闇、周囲には水平線しか広がらない中、雲1つない天気でも、結局北極星の位置がわからなかった。それどころか、北斗七星やカシオペア座すらわからなかった。唯一わかったのは、4月なので西に傾きかけたオリオン座だが、三つ星の下にあるオリオン大星雲が目視で確認できない。
 なぜこんなことになるのか理由は定かでないが、難破しやすかった原因の1つは方角を見失いやすかったのではないかと考える(コンパスがあったとしても)。


 屋上にある船の施設。ウォータースライダーが3つある。一番左の結構単純な構造なのだが、0.8Gほどかかるそうだ。中央の水色がお子様用。私が滑ったのは肩慣らしのお子様用と、右にあるスパイラルチューブ。これを滑ったらおぼれそうになった(笑)。よって0.8Gかかるスライダーには挑戦せず。



 煙突の裏側にあるクライミングコース。これも定番アトラクション。



 船体ほぼ中央にあるシャンデリア。時間により色が変化する。



 ジャングルジムみたいなのは、命綱をつけてキャットウォークを歩くアトラクション。



 最大の目玉は「プランク」と呼ばれる一本橋。完全に船体からはみ出ていて、真下は海だ。高さは約50m。矢印で示す部分にはカメラがあり、紐をひっぱると撮影してくれる。



 今回はこれでおしまい。次回はケネディー宇宙センターにある車達を中心に紹介していく。