閉会式&787Bの走行

 いよいよ閉会式の時間が近づいてきた。見る物が多すぎて、一緒に来たり途中から合流したりしたAZ−1オーナーともほとんど話すことができない状態だったのが残念だ。

 名残惜しそうにサインをする人達。



 閉会式開始。記念のサイン入りタペストリーの引き渡しが行われた。さすがに、ガードレールは重すぎて、ステージの場での引き渡しはなかった。



 金井会長による閉会の挨拶。地元三次の皆さんへの感謝など、感謝・感謝に終始した挨拶だった。



 が、ここで予定外の事態が・・・上の写真を見ると、メモを見ながらスピーチしている。一方、プログラムには「Be a Driver宣言」をすることになっている。スピーチのし忘れがないはずなのだが、「Be a driver宣言」が行われなかったのだ。



 クルマの楽しさだの、仲間のつながりだの、永遠だのという空虚な宣言が、聖地三次で行われなかったことは大きい。宣言するだけなら誰でもできるからだ。こんな単純な話が「Be a driver」の本質であるわけがない。
 まさかとは思うが、下の写真にある私の出した看板が宣言取りやめのトリガーになったのだろうか。であるならば、微力ながらも貢献できて嬉しい。それにしても、どうしてクルマの楽しさだの、仲間のつながりだの、永遠だのという言葉を使いたがるのだろう。歴史を振り返ると、意味のない言葉の多用と羅列によって「わかったような気分になる」ことは、目的意識の低下を招き車の真の楽しさを奪い取ってしまうというのに。



 空虚な宣言すら無くなってしまったことにより、ちょっと締まりが無く閉会式が終了してしまった。しかも787Bが走るということで多くの人が周回路の周りに移動したこともあって、閉会式の出席率が低い状態も生まれてしまった。どのようなレベルであれ、「馬の耳に念仏」状態のエントラントが多い現状をどう修正していくかが、今後の課題となるだろう。



 というわけで、メインイベント787Bの走行。三次を走るのは、プロジェクトXでの撮影以来?? 閉会式が終わって周回路脇に到着した頃には、もうこの混雑ぶり。787Bはまだ周回路に出ていない。逆に言うと、閉会式の参加者がいかに少なかったかを物語る一面でもある。



 787Bが手押しで登場。



 このころには完全にごった返してきた。私は脚立の上にのって撮影した。コーナー奥に陣取った方がよかったかな。でも歩くのが大変なのでやめた。



 で、その走行風景。速すぎて・カメラがぼろすぎて、短時間しかとれません・・・・