当時の道路標識

 当時の道路標識があったので紹介する。



 目に付くのが、日本語・英語表記である点だ。進駐軍は既に去ったというのに、まだこんな表示をする必要があったのだろうか。それともすぐに交換することができないため、ほったらかされたのだろうか。



 学校の標識「文」という文字が標識の中心線上になく、今見ると違和感がある。しかも、走りながら本を読んでいるようにも見える。本を読んでいる・ランドセルを背負っているのであれば、進駐軍により撤去された二宮金次郎を、せめて看板の中にでも復活させようとした当時の人の思いが入っているのだろうか??



 今となっては意味不明の標識。駐車禁止は全面的に塗りつぶされているが、本当は何色だったのだろうか。馬車通行禁止という標識も時代を感じさせる。どういう理由で通行禁止なのだろうか。うんこするから禁止したのだろうか。真相はどうであれ、馬の絵の上に×を書いた標識の方がわかりやすいと思う。



 最後は「これってど〜なん」と言いたくなる標識。



 次頁では、ガイドブックに掲載されていた車や広告を見ていく。