スポーツカー博物館付近にある、謎のテニスコート

 スポーツカー博物館跡地について調べていると、矢印で示すようなテニスコートの存在が明らかとなった。うっそうとした森の中、たった1面のみ存在するテニスコート。照明設備すらないようだ。こんなテニスコートを誰が何の目的で作り、いつ使うのか?? 企業の保養所でもなさそうだ。



 ここは今でも存在している(テニスコートとしての機能を維持しているかは不明)。一般道からこの森をみると、周囲には長い木製の壁と立派な門がある。門にはポストがあり、SECOMで管理されている。しかし、表札は掲げられておらず、人が住んでいる気配もない。





 隣にある交番で、この謎の施設について聞いてみた。すると「秩父宮様」の土地とのこと。このテニスコートは皇族方のものだったのだ。テニスコートの北側には「秩父宮記念館」がある。従ってこの森が宮様のものだと地元の人は知っていても、テニスコートがあることを知っている人は少ないのではないだろうか。

 これでまた謎が1つとけた。