リア部分詳細

 リアから見たキャノピーの写真でおおよその感覚はつかめたと思うが、再度念のため見ていこう。
 フロントと比較して、リアのデザインは特徴がない。非常にすっきりしている。コンビランプの形状は驚くほど簡素だ。



 リア中央部分をみると、まず目に付くのがナンバープレートランプがある点だ。市販を前提にしているかのようにナンバープレート取り付け用の穴まで開けられている。ドアに鍵が付いていないのに、トランクにはキーシリンダーがある。何かおかしくないか、この設定は?? なお、キャノピーが後ろまで下がってもトランクリッドが開けられるよう、リッドは下に開く(旧ミニと似たような開き方)をする。



 こだわりをもって作り込まれたという燃料タンク。もともとは鉄製なのだが、耐久性を考慮してアルミ製にしたそうだ。



 給油口は右側にある。キャノピーが後ろまで下がるため、キャノピーと干渉しないようにするためには、この位置しかないだろう。コンセプトカーは実用性無視の場合が多いが、こうみていくと、実用面もかなり考慮された構造になっているといえる。



 次頁からは、コクピット部分を見ていく。