外観

 シェルビー本人から直接譲り受けたというコブラ。は〜、これが正真正銘の本物なんだ。直接譲り受けたということを根拠として本物だと勝手に思っているので、「確かにシェルビー本人が所有していたが、シェルビーが「実用用」として使っていたレプリカを譲り受けた」という話は無しということで(笑)。



 コブラについては非常に詳しい方がAZ−1オーナーにおられるので、ボロが出ないようレポートを進める。レプリカは、こちらを参照のこと。
 あと、こんなレプリカもある。



 冒頭で紹介した説明書きにもあるが、1967年に安全基準に適合できなくなり、生産中止になったとある。日本では、排ガス規制が強化されて販売できなくなると知った上であえて量産した車はあるが・・・「己の理想を追求して作った車」とか名車と呼ばれる車は、こんなんばっかりである。「名車」と呼ばれる車には、ケアレスミスというか何というか、あまりに低次元な話が常につきまとっている。



 外観上の最大の特徴は、なんといっても大きなエアインテーク。人間を吸い込みそうな大きさである。1967年に安全基準に適合できなかったとあるが、衝突規制ではなく歩行者をミンチにしない規制に適合できなかったのではないかと思えてしまう。



 リア部分。日本のナンバープレートが付いているように見えるのだが、どうやって車検を通しているのだろうか。マフラーは横から出てるし。



 次頁からは、本物のシェルビーコブラ 427のフロント部分を見ていこう。