人寄せフェラーリ

 オーバーヒートミーティングの参加者数が減ってきた要因の1つに、フェラーリのF1が走らなくなったことがある。この経緯はここを参照。逆に言うと、フェラーリのF1にしか興味がないということである。今年はフェラーリなどが走る「スクーデリアトロフィー」というカテゴリが急遽中止になるなど、例のごとくバタバタがあったりしたため、フェラーリのF1が走るのは極めて意外だった。



 走ったのはF399。1999年シリーズに参戦した車だ。これが走ることは最初からアナウンスされておらず、かなり後になってから公表された。で、観客数はというと明らかに増えた。甲高い音は人を虜にするのだろうか? まさに人寄せフェラーリである。



 1コーナー付近の観客も増えた。来年は最初からフェラーリが走るとアナウンスしておけば、もっと参加者数が増えるかも。下の写真は12:55分に撮影したもの。



 が、問題もあった。フェラーリの走行が終わったらみんな帰りだしたのだ。現実とはいえ、これは寂しい。写真にうまく写せなかったのだが、走行終了後に大勢の人がメインスタンドから駐車場側へ移動し始めた。実際、1コーナー側のスタンドの人数も減っている。下の写真は13:16分に撮影したもの。わずか20分でこの有様である。



 ちなみに・・・スピードガンを持ってきた人がいて、フェラーリ試走時の速度を計測していた。時速は212km/hだった。



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