彼らの素性&AZ−1に乗せてみた

 今回オーストラリアからやってきたのは、MX-5のクラブの面々。といっても持っている車はロードスターオーナーだけではなく、R360やB360、T2000などをはじめとする歴代マツダ車のコレクター、ユーノスコスモなど日本専売車を持っている人達だ。マツダミュージアムを見学した後、トヨタ博物館を見て回り、最終的には東京モーターショーを見物して帰国する約1週間のツアーを行う。
 彼らは今回初めて日本にやってくるのだと私は思っていた・・・が、日本に何度も来たことがあるというどころか、マツダミュージアムを訪れたことのある人の中で、一番多い人はなんと8回目。日本人でもそんな人は数少ないと思う。たったこれだけの説明でも、彼らのすごさがわかると思う。


 そんな彼らにAZ−1を見せてみた。ちなみにAZ−1のことは知っていたが、実物を見るのは初めて。実際はオーストラリアにAZ−1が存在するはずなのだが、そのことについては知らなかった。「死ぬほど欲しい〜」という感じでもなかった。それどころか、「AZ-3(←AZ−1じゃないよ)って、何台作られたの?」と聞かれてしまった(笑)。



 後ろを見たところ。



 すると皆が注目し始めた箇所が・・・787Bのステッカーである。



 787Bのステッカーの上に貼ってある「20th Anniversary」と書いてあるステッカー(デカール)は、ロードスターの20周年モデルに貼られているものだ。ロードスターオーナーなのに、これに食いつかないとは・・・どれだけ787Bが好きなんだ!?

 ちなみに787Bのステッカーは、ルマン優勝20周年記念で発売された物だ。



 話は変わって、軽く驚いたことを・・・なんと、初代ロードスターの主査である平井さんそっくりのオーストラリア人がいたのだ。平井さんの写真を持って行って見せたら、皆驚いていた。が、平井さんの顔を知らずにロードスターに乗るかなあ。それとも日本人は皆同じ顔に見えるから、今まで気がつかなかったのかなあ。


 次頁から、ミュージアムでの反応を見ていく。反応の比較対象は、ロードスター20周年ミーティングの前日に行われたミュージアムツアー。同じロードスターオーナーでも日豪でどう違うのか、興味深いところだ。