軽度の場合、その2

 今回紹介した軽度の場合の修理は、縮んだ箇所を伸ばしたのではない。新品の長さより縮んだ状態のドアモールを用い、取り付ける位置を変え、縮んでできた隙間をなくしたのだ。それを示すのが下の写真。モール先端の位置がずれている。

修理前 修理後


 別の角度から見たところ。修理後は隙間ができる。ただ、見た目は気にならない。

修理前 修理後


 ドアの天井のガラスにできた隙間を考えると、ドアモールは結構縮んでいるのかと思いきや、実際やってみると、ちょっとしか縮んでいない事がわかった。これで直るんだったら非常に安上がりだ。

 逆に言うと、修理後ような縮みが発生している重傷ドアモールでは、このやり方は適用できないという事である。



 では次頁より、エーモンの「静音計画」を使った重度の場合の修理法を紹介する。