怪しい部品屋

 ここが連れて行ってもらった怪しい部品屋だ。小さな部品商が寄り合い所帯となっている所だ。上海にはオートバックスを始め、まっとうな(?)部品を取り扱うところもたくさんあるのだが、そんなところに行っても面白くない。



 時間があれば、まっとうなところにも行ってみたかったのだが、時間が無く行けなかった。下の写真は、まっとうではない部品商街の入り口だが、結構立派な門構えだ。



 いよいよ中に入っていく。こぢんまりとした店が多い。各国の自動車会社の部品が売られている。





 中国といえば偽物。いったいどんな偽物が売られているのだろうか。偽物を作って売るなんてとんでもない話だが、「それはそれ、これはこれ」で楽しみたい。
 まず目に入ってきたのがマツダの看板を掲げる店。もちろん無許可でマークを使用している。一見、純正部品に見えるオイルフィルターなどが売られていた。本物か偽物かわからない。真贋解析用に買っておけば良かったと後悔。



 一方この店はというと・・・



 なんとマツダの色が赤になっている。ついでに言うとフォードまで赤だ。さすがにここまで来ると怪しさ全開だ。



 怪しい部品屋としては上海でも大きな方だと聞いたのだが、実はそこまで広くなくあっさりと完了してしまった。なんか拍子抜け。「げげぼツアー」を語るにはちょっと物足りない。上海=大都市=偽物多い=怪しさ大爆発、という当初の思いが崩れた形だ。ちょっと残念である。
 次頁からは、お土産用に買った怪しい部品を紹介する。