会場で見つけた変な車

 オーバーヒートミーティングではフェラーリもランボルギーニも見てみたいが、それを見るだけで満足するのは素人。きれいにレストアされた珍車・旧車も一見の価値ありだが、これだけでは満足できない。目の肥えた我々の乾きを癒してくれるのは、変態な車。今回もまた変態を求め、いろいろな駐車スペースを見て回った結果、発見したのがこの一台だ。



 またキャロルかい! ということなかれ。エンジンはF6Bになっている。きれいに載っているので、すんなり付くような物なのかなあと思ったら、めちゃくちゃ苦労したそうだ。



 しかもよせばいいのに、インパネはキャロルではなくセルボになっている。F6Aは3気筒だが、F6Bは4気筒。ひょっとするとメーター類が正常に動かない可能性もある。メーターだけ移植するというわけにもいかないので、メーターを生かすためインパネごと移植したのかもしれない。



 非常に効きそうなエアダクト。でもセンタートンネルに穴をあけて風を入れようとすると、エンジンで暖められた風が入ってきそうな・・・



 来年は、もっとたくさん変態な車が見たいと思うのでありました。特に外車は近年変態度合いが低下しているので、なんとか盛り返してほしいものだ。