タイヤ空気圧モニタリングシステム

 以前、ろぼこんさんのAZ−1で紹介したことがある、タイヤ空気圧モニタリングシステムだ。




 拡大したところ。左上に周波数が書いてあるが、これはタイヤ空気圧センサー専用の周波数なのだそうだ。「他の車と混信するのでは?」と思われるかもしれないが、FMで送信されているので、真横にモニタリングシステムを搭載した車が来ない限り、特に混信は発生しないと考えられる。ラジオでよく使われるAMは同じ周波数に複数のラジオ局がいると複数のラジオ局の声が聞こえて混信するのだが、FMは電波が強い方局(このシステムの場合でいうと、センサーとモニタリング装置が近い方)を半ば選択的に受信する特性があるためだ(←正確に言うと、ちょっと変な説明)。




 カットモデルがおかれていた。




 意外に小さいセンサーだ。重量は30g。もちろん取り付けには一旦タイヤをはずす必要がある。このモデルの場合はバッテリーで駆動し、寿命は3〜5年だそうだ。




 センサーが入っていることを示すキャップ。見た目は普通のバルブと変わらないまでに小さくなっている。




 最後はタイヤ空気圧モニタリングシステム導入メリットのシミュレーション結果があったのだが、コストだけを考えると私にはほとんど無駄であった。