バトルロイヤル60分エンデュランス

 今回は、ミドルクラスのテンションあげてこう走行会に2台、バトルロイヤルスプリントトロフィー、バトルロイヤル60分エンデュランストロフィーにそれぞれ1台づつ参加したAZ−1。普通は軽自動車が出走しないクラスにあえて出る。そして結果を残す。ここでは、バトルロイヤル60分エンデュランストロフィーを紹介しよう。

 この耐久には変則的なルールがある。予選で速かった車は、決勝では強制的にピットインする必要があり、指定された時間待機しなければならない。速ければ勝てるという話でもないのだ。




 予選で3位通過のAZ−1。ピットで待機中に、ネコパブから用意されたカメラを取り付けた。さてどんな影像になったのか。
 ちなみに今回は、参加受理書を受け取った段階でピットが割り当てられていた。毎年、フェラーリやランボ等、舶来品優先みたいなところがあって、その他の車は朝早くからサーキットの前で場所取りをしないといけなかったのだが、やっと車種に関係なく公平な扱いをしてくれるようになったのはありがたい(もし車種に優先順位をつけるのだったら、心意気の高い車の順位を高くしてね)。またパドックには余計な車がいなくなってすっきりした。例年は、どこからともなく走行会にもファミリー走行にも出走しない目立ちたがり屋のフェラーリやランボがピットやパドックを占拠し迷惑していたのだが、今回はブリーフィングの際に「パドックに関係のないチーム関係車両がいたら出走停止とする」という厳しい注意があったため、邪魔な車の一掃につながった。




 スタート位置につく。前から3番目というのは非常にすがすがしい。



 4分×2回のピットインをすることになった。3人で走るため、ドライバー交代の際に4分づつ待機することになる。




 TIサーキット英田の時代から、AZ−1にとってこのサーキットは鬼門だった。とにかく何某かのトラブルや事件が起きるのである。が、去年ようやくその嫌な流れを断ち切ることができ、今回も無事に走りきることが出来た。計8分ものピットインがあったため上位に食い込むことは不可能と思われていたが・・・最終的な結果は9位。予選で故意にゆっくり走って決勝で速かったところには、タイムが加算されたようだ。
 出走台数 台中で9位の成績は、軽自動車としては上等なのでは?

 以上をもって、今年のオーバーヒートミーティングは終了した。来年もまたお会いしましょう。