ロータスヨーロッパ、TCのヘッド
有料展示場へあがってみた。最初のコーナーはロータスヨーロッパ一色である。
まずはツインカム用ヘッドが分解展示されていた。
赤いカムカバーにピストンとバルブ。
詳細を見ていこう。ヘッドは2バルブ。カムはチェーン駆動で、ヘッドに付いているタイミングベルトカバーは取り外せない。分解・組立が結構やっかいだ。おまけにヘッドの高さがある。
カムシャフト部分を拡大したところ。一見すると4バルブ化できそうなスペースがあるが、カムカバーをとりつけるネジの穴位置の関係で2バルブにとどまっている。
考えられないほど太いピストンリングが目に付く。
冷静になって考えてみると、昔はこんなのでありがたがっていたんだ。今になってみると、カイゼンの余地がありすぎる。