トヨタホーム、東京

 トヨタホームも出展していた。さすがはトヨタ先生、車の本質を捉えた上でのガレージの本質というものがどういうものかわかっていらっしゃる。
 下の写真は2000GTをモデルにしたガレージの説明。3桁の品川ナンバーなので、借り物ではなくモデルルーム用の車両として購入したものかもしれない。注目していただきたいのは、車とガレージの壁(の模造品)との距離。偶然の一致なのか、分かっているが故の対応なのか、ガレージで快適に整備を行うにはこのくらいのスペースが望ましい。これだけあったら、工具を置いたりするカートを車に横付けしたり、部品を転がしたりしてもなお人間の移動用の通路が確保できるためだ。先ほど紹介した東洋エクステリアのガレージと比較して欲しい。




 もう1つ注目して欲しいのが、床面。




 床埋め込みのジャッキである。




 上がる上がる。最高位は1.7mだそうだ。AZ−1の場合、エンジンを降ろすだけなら1mも上がれば十分すぎる。価格は170万円だそうだ。カネをかけるのなら、器や飾りではなくガレージの本質につながるもの・必要性の高いものにこそかけるべきだろう。




 オマケ画像。2000GTのフロア。




 ジャッキの足下部分。



 これはヨタ8を置いている実際のガレージのモデルルームを再現したもの。やはり横のスペースは十分だ。これだけあれば整備もしやすいし、大きい棚も余裕で置ける。




 ガラス越しに車が見えるようにしている。排ガスでガラスが真っ黒になりそうなので、こりゃやめておいた方がいいような。