参加車両、その1

 2時間ある練習走行中等に、いろいろなピットを歩き回っていて目に付いた車両を紹介していこう。

 まずはわれらがTWR零号機。カラーリングは91年のル・マンを制したチャージマツダ787Bと同じである。しかもゼッケンは55。787Bが優勝したときのゼッケンである。まさにこのセパンの為に、栄光を背負うことを宿命づけられた車だ。




 リアデフォッガースイッチ下にある、矢印で示しているものが新兵器の燃費計だ。インジェクターの信号を拾って、ガソリンを吹いている時間を計測し、リアルタイムで何リットル消費したかをしめす装置である。秋月電子のPIC BASICで動くのだ。ここまでやったチームはうちしかあるまい。





 300Lの燃料制限がある中で、無謀にもFord GT40が参戦! と思いきや、これはレプリカ。レプリカは基本的に本物とほぼ同じ大きさになるが、こいつは1周り小さい。それにしても私的には本物のGT40が欲しいなあ。しかし、もし買ってしまうと税金は年に7万円弱、それでもって2年間(車検から車検まで)の走行距離はどうみても500kmを切ってしまう世界が待っている。ラフに計算すると、1km走るのに500円かかることになるアホな世界に突入するのでやっぱり止めておこう。




 ドアも本物と同じように、ルーフと一体となっている。これにより、車高が低くてもガルウイング並に乗りやすくなる。




 ボディーをはずしてピット内でくつろぐ。AZ−1もこんなに簡単にボディーがとれればいいのに。



 内装。シフトは本物と同じように右側にある。左ハンドル車のマニュアル車に乗ったことがある人は分かるかもしれないが、右側即ち利き手側にシフトがあるのがしっくりきていいんだ。




 エンジン側。趣味の世界の作り込み。