沖縄仕様のルーチェ、その2

 これ、普通のルーチェ。1500cc。



 これボンネットの形状が異なる、1800ccのルーチェ。



 が、よく見て欲しい。ハンドルが左側に付いている!



 輸出された車もコレクションしているのかと思ったら、なんと沖縄仕様だった。沖縄がまだ日本に復帰していなかった頃に「輸出」された車なのだ。日本に復帰したあともしばらくの間沖縄だけは右側車線通行だった。私は今回初めて沖縄仕様車をみたのだが、沖縄で旧車ミーティングが行われると、左ハンドルの日本車がたくさん集まるのだろうか。情報が展開されていないので、全く分からないが気になるところだ。



 1800ccのボンネットをもう一度見てみよう。なんかアメリカンな感じ。沖縄に輸出されていたからアメリカンなのではなく、日本仕様も1800ccはこのボンネットだった。



 なぜボンネットが違うのか。それはエンジンの大きさが違うためである。1500ccと1800ccを比較してみよう。1800ccの方がシリンダーヘッドが出っ張っている事が分かる。エンジンが斜めについているが、これは正常。