作業開始

 一連の交換の流れを、詳しく写真に収めたかったのですが、失敗できない作業なので、整備の方の邪魔にならないよう、気を使ってあまり写真に収めませんでした・・・。簡単な画像しか撮れなく、分かりづらくて恐縮ですが、「できるんだぁ〜」位に感じ取って貰えれば幸いです。



1.
メンテナンスハッチからエンジンを望む。この時点では何も手をつけていません。



画像のエンジンは、まだ6,000km程しか走っていませんが、それでもカムカバーパッキンが劣化してオイルが滲んできています。



2.
 オルタネーター外したり。目に見えるホース・パイプ類を外したり・・・。色々外したり・・・。
 邪魔になる物を外したら、ミッションケース下部にあるフライホイール固定穴に、マイナスドライバーを突っ込んで、クランクシャフトが動かないようにガッチリ押さえながら固定し、プーリーをレンチで外します。
(↑本当はSSTを使って固定するのですが)

「あーだーこーだ」やってタイミングベルトカバーを外せば、いよいよ「ベルトさんこんにちは」・・・と思っていたら、タイミングベルトカバーが、色んな所に当たって取れません・・・。

思わぬ伏兵出現。なんとか上から下から「グリグリ」して外しました。




 その間に、自分はウォーターホース一式の交換を始めました。固着しているのは経験上わかっていましたが、予想を超える固着具合に、段々と罰ゲームをしているような気分になってきました。界王拳を使っても、シリコンスプレーやホースプラッカー等の“武器を“駆使しても、全く抜ける気配がなかったので、途中からホースを破壊して取りました。外したホースやパイプを見ると、やっぱり冷却管内はサビだらけですね。冷却管内はサビ止めコーティングがされていないので、仕方ないと言えばそれまでですが・・・。
 市販されているラジエター洗浄剤でも使って管内洗浄しようと思いましたが、ご老体のラジエターに洗浄剤を入れるのはあまり良くないので、普通に水だけで洗浄する事にしました。
(あのTVショッピングで紹介している“洗●革命“を、クーラント入れ替え前に入れたら、冷却管内が綺麗になるのか気になります・・・笑)



3.
そんなこんなでここまで外しました。(足早ですいません・・・)
この画像の時点で、カムカバーパッキンおよびカムシールとクランクシール(フロント)は交換しています。この後、もろもろの取り付けを済ませて完成です。