使用できるソケットカバーの車種の確認

 キャロルについては明確な注意点がある。AA6PA後期型のソケットカバーは使えないということだ。使えるのはAA6PA前期型とAC6Pのキャロルである。AA6PA後期型は写真の通りヘッドライト筐体がプラスチック製のため、ソケットカバーの形状が異なる。




AA6PA後期型(前期型は使える) AC6P


 このタイプのワークスのソケットカバーは使える。普通のアルトのは使えない。

ワークス(使える) 普通のアルト(使えない)


 要は金属筐体の丸っこいヘッドライトについているソケットカバーなら使える可能性が高いということだ。ちなみにパジェロミニか何かについていたソケットカバーをAZ−1のヘッドライトに付けてみたところ、カバーの直径は小さいものの問題無く装着できた。



 しかもこのカバーは小糸製である。AZ−1のヘッドライト本体はスタンレー製だ。メーカーが違っても取り付け可能ということだ。



 ワークスとキャロルのソケットカバーの形状はよく似ているため、解体屋でさがす時に区別が付けにくいかもしれない。が、カバーに識別用と思われるマークがあった。それが矢印で示すポチ。ワークスは1つ、キャロルは2つのポチがある。