65A大容量オルタネータの効果

 大容量オルタネータをつけるということは、発電量が増えるということだ。となると、余裕で電気が発生するはず。使用して9年目が経過し、冬場になったら充電器で充電しても1週間でスターターが回らなくなるような弱ったバッテリーでは、ウインカーをつけると、ウインカーの点滅に連動して照明類の明るさが変化してしまう。

 このようなバッテリーを搭載したAZ−1に大容量オルタネータをつけると、照明類の明るさの変化が緩和されるはずだ。そこで、アイドル状態・ヘッドライトONの状態でハザードを点滅させ、ルームランプの明るさが変化するか見てみた。下の画像をクリックすると、明るさの変化を見ることができる。

ノーマル 65A大容量オルタネータ


 なんじゃこりゃ、全然変わらないではないか。ちなみに音の大きさが違うのは、65Aオルタをテストしたとき、めんどくさいからマフラーをつけずにテストしたためだ。オルタ本体の交換は、マフラー形状によっては、マフラーを外した方が付け替えやすい場合がある。
 回転数を上げたら発電量が変わるはずなので、3000rpm程度で同様のテストをやってみたが、似たような結果になってしまった。エンジン回転の上がり方がなめらかになるわけでもなく・・・う〜ん、通常使用状態の場合、大容量オルタネータって意味があるのだろうか?? もちろん、ヘッドライト・フォグランプ・ワイパー・エアコン・リアデフォッガ・オーディオ、ついでにクラクションをフルに使ったら、効果が現れてくるかもしれない。