取り付けとオフセットの比較

 わかりやすいように、エンジンスタンドに載せてあるエンジンで見ていく。当然、エンジン車載状態で交換可能だ。取り付けられているマフラーによっては、マフラーを外した方が交換しやすい場合がある。

 まず単純に取り付けた写真をみていき、細部を見ていく。

65A AZ-1ノーマル


 見た目、ノーマルと同じようについている。

65A AZ-1ノーマル


 65Aのオルタは、B端子(太いネジになっている端子)の位置がかなり変わってくるが、ハーネスの取り付けは可能だ。

65A AZ-1ノーマル


 ステーへの取り付け状態を見てみる。まずオルタ本体の下側にあるステー。65Aとノーマルでは若干形状が異なっているが・・・

65A AZ-1ノーマル


 上側のステーには、変にオフセットすることなく付いている。

65A AZ-1ノーマル


 一番気になる。ベルトのオフセット。写真奥(上側)がクランクシャフトプーリー、手前(下側)がオルタネータのプーリーである。こう見てみると、オフセットはない。65Aとノーマルでプーリー間にオフセットがあるか実測してみたのだが、やはりオフセットは存在しないことがわかった。

65A AZ-1ノーマル


 時々、オフセットするという書き込みもあるが、これは2バルブターボに取り付けた場合だと考えられる。というのも、2バルブターボのクランクシャフトプーリーは、DOHCターボと異なるためだ。確か、2バルブターボの方が、厚みが薄かったと思う。
 それに対して、DOHC用はオフセットすることなく取り付けられることがわかった。