kaedeさんのAZ−1

 kaedeさんのAZ−1といえば、4AT化していることで有名だ。その現物を見せていただいた。

 一見MTと変わらないエンジンルーム。




 シフトもMTとあまり変わらないような・・・というかノーマルのシフトユニットをセレクターレバーにしているのだ。




 内装で一点変わっているとすれば、このシフトインジケーターが付いている点。リバースとかシフトアップしたりすると、中の数字が一瞬くるくるっと回って表示が変わる。これがかっこいいんだ。




 エンジンルームをみてみよう。矢印がATミッションである。矢印示しているのが、ATオイルのレベルゲージだ。




 スピードメーターケーブルあたり。MTと同じようにつけてある。




 スロットルボディーに取り付けられているセンサーは、AT用に交換。




 ATのコンピューターはバッテリー横に縛り付けた。




 最も苦労したと言われるドライブシャフト。例えばATのワークスとかのものが付いているのではなく、4車種くらいのドライブシャフトをAZ−1に合うように組み合わせて使用しているとのこと。






 ATミッションの端(助手席側)。フレームにぎりぎり干渉していない。




 エンジンルームの中に、AT化によって不要になった部品が投げてあった。それが矢印で示すクラッチケーブルである。




 そのため、クラッチペダルはついているものの宙ぶらりんになっている。




 乗らせてもらった感想をいうと、妙な変速ショックもなく非常にスムーズで快適であった。が、快適すぎて気持ち悪かった(笑)。もともとATの設定のある車のエンジンを移植したのがAZ−1であるわけだから、理屈の上ではAT化は可能だ。が、レポートを見ても、実際の物を見ても、やるとなると非常に大変であることが伺われた。



 オーバーヒートミーティングのレポートはこれでおしまい。また来年おあいしましょう。