講演会会場内の様子

 「まさか、ここまで用意してくれているとは」というのが正直な感想である。「何か当時の資料があれば一部でも見せて欲しい」というのがこちらの希望だったのだが、それを上回る規模ものもを見せてくれた。

 まずは講演会会場の外観。ありがたいことに、椅子まで並べられている。



 スクリーンに向かって左手側。壁(窓)に沿って資料が並べられていることがわかるだろうか。



 講演会会場の後ろ側にも資料が。パイプファイルの山である。



 スクリーンに向かって右側には、当時ものの資料があった。



 パイプファイルの中身は、車両図面、車体図面、工程図の3種類。これらがAZ−1の全てである。車両図面、車体図面はマツダにも著作権があるとのことなので、見るのはOK・撮影NGだった。が、工程図(車両を組み立てるための要領図)はキーレックスのものなので、撮影OKだった。これだけの資料がそろえたミーティングを行うのは、恐らくマツダ車で初となるだろう。AZ−1は25年の年月を経ても「常に」というほどマツダ車としては初物づくしことが続く。これが他車にない楽しさでもある。





 次頁では、当時ものの資料を見ていく。