R360クーペのレストア & その他のコーナー

 マツダの歴代名車のレストアを通じて、過去から未来へ語り継ぐべき商品哲学や思想を伝承するのが、このR360クーペのレストアである。今年は第二弾。去年レストアしたコスモスポーツ(正確には輸出使用の110S)も一緒に並べられていた。



 クーペは現在ドンガラの状態。去年のコスモスポーツも岡山のファンフェスタで展示されたが、そのときはエンジンが載っていた状態だった。ちょっと遅れ気味? それとも予定通り?
 クーペはAZ−1と同様にリアにエンジンがある。ただ、ガソリンタンクはフロントにある。エンジンがこれまた生意気にも空冷のV型2気筒エンジン。さらにはドライサンプになっている。ぱっとみ、何も考えずにビートル等の真似をして設計されたのではないかと思われる。


 AZ−1的発想をすると、クーペは2シータ−に見える。後方の段になっている部分は、どう見ても荷物置き場なのだが・・・リアにはシートが付いており、4シータ−である。物理的に人間が4人も入れるとは思えないのだが、4人乗りなのだ。



 コスモスポーツの場合は、三次50周年、ファンフェスタ、マツダオープンデーにて要所要所が公開された。クーペの公開は岡山でのファンフェスタが最初となるが、完成の折には公開してくれるのだろうか。



 話は変わって、例年にないブースがあった。ブリヂストンのブースである。しかも結構大きい。



 ブリヂストンモータースポーツと書かれている。何が展示されているのだろうか。



 と思ったら、単に飲み物だけが売られているスペースであった。なんか残念というか、出展の目的がよくわからないブースであった。