マクラーレンP1、その2

 さらにやり過ぎの感があるリア部分。



 リアウイングを駆動させるアクチュエーター。発生するダウンフォースでウイングが引っ込むということを無くすがために、こんなごついのが付いているのだろうか?
 発生する風の力で勝手に動くという点では、AZ−1の内外気切り替えレバーについて触れない訳にはいかないだろう。内気循環にして高速を走ったら、勝手に外気導入になってしまうのである。これはAZ−1が新車の際に見られた現象。今はダクトのウレタンがダメになっているので、こんなことが起きるAZ−1はもうほとんどないだろう。みなさん忘れているかもしれないので、この機に書き留めておく。



 P1のナンバープレート上に見えるのが、一本出しのマフラー。高いバイクみたいだ。昔は排気管がたくさんあった方が偉かったが、これからは一本だしの方が偉くなるのだろうか。



 例のアクチュエーターの隣には、なにやらウーハーのようなものが見えるが、何なんだろう。



 この車もまた、カーボンが多用されている。耐候性は大丈夫なのだろうか。高い車がこんな所でボロボロになると、相当みすぼらしく見えるので、注意が必要な部分。



 ひょっとして、この車って224台目??



 あまりに少なすぎて、ジャガーSS100 3 1/2のような運命をたどらなければいいのだが、と思ってしまう。
 輸入自動車ショーの車紹介はこれでおしまい。また来年に期待しよう。