ちょっとグレードアップ、岡山国際サーキット、その1

 メインスタンドに目をやると、今まで無かったものを発見した。1つは座席部分に色が付いたこと、もう1つはちゃんとした屋根ができたことだ。2012年12月に訪れたときは以前のままだったので、つい最近改修されたものと思われる。日本のサーキットが縮小の一途をたどる中にあって、またかつて行われていたF1グランプリ等の大規模レースが開催される予定がある訳でもないのに改修したことはすごいと思う。



 椅子の部分を見てみよう。昔はコンクリートむき出しだったのだが・・・椅子かベンチが設置されたのかと思いきや、塗装されているだけだった。



 が、コンクリートの間からは、既に草が生えていた。



 次は屋根。以前は足場パイプで組まれた簡易的な骨組みだったのだが、ちゃんとした骨組みになった。ただし、観客席全体がカバーされるほどの大きさではない。



 倉庫のルーフのような形状をしている。悪く言えば日よけ、よく言えば車を見る上で邪魔にならない支柱の配置と言えようか。



 新設された支柱の根本。一時的に設置することを前提とした物ではない。



 改修された場所はこれだけではなかった。次頁から見ていく。