シリンダーヘッドのサビ具合

 ご覧の通りである、としか言いようのない状態。写っている部品の中で、鉄以外はシリンダーヘッドぐらいだ。



 鉄の部分はどうなっているのか見てみた。矢印で示すカムシャフト部分に目をやると、サビのようなものがついている。やはり、オイルにクーラントが混じるとダメなのか・・・



 こちらは完全に錆びているように見える。



 しかし、奇跡は起こった。錆びているように見える部分を割り箸でこすったら、とれてしまったのである。これは錆なのか、それともスラッジのなれの果てなのかよくわからない。



 シリンダーヘッドからカムシャフトを取り外して検証してもよかったのだが、シリンダーヘッドは売却予定だったので、分解しなかった。ちなみに不要部品をヤフオクで売ったら、合計1万円になった。5000円で買って必要な部品は手元に残し、1万円の利益があがった。おまけにネタもできた(笑)。おいしい商売である。

 n=1の例なので断定はできないが、オイルにクーラントが混じっても、サビは思ったほど発生しないようだ。
 次頁からは、シリンダーブロックを見ていく。