カウンタックLP400S

 まずは説明文をご覧頂きたい。LP400Sにはリアウイングが標準装備されている。車両の全長などが書かれている部分を見ると、「車検証記載値」と但し書きがしていることにお気づきだろうか。これ、本当は実測値の方が長いのだそうだ。



 改めて車両を見ていくと、説明にもあるとおりオーバーフェンダーなどが付いた。LP400がデザイナーの意向を重視した車だとすれば、LP400Sからはさらに走りも重視したような感じを受けるスタイリングへ変更された。ペリスコープという特徴的部分がなくなったのは残念だが、オーバーフェンダー付きのデザインは迫力がある。



 リアから撮影したところ。リアガラスの向こう側にルームミラーが見える。ペリスコープがなくても後ろがよく見えそうだ。車の名前は400Sだが、単にSとしか書かれていない。



 この車はアメリカ仕様とのこと。そのためウインカーの形状がちょっと違う。その点も含めて他のカウンタックと比較してほしい。



 ところでカウンタックの給油口はどこにあるかご存知だろうか。リアフェンダーの内側にある。ちゃんと無鉛ガソリン使用と書いてある。



 一方ラジオのアンテナはというと、フロントガラスに埋め込まれている。ちょっとだけ光っている部分がそうだ。アンテナは、後のモデルから伸縮式になった。



 次頁ではLP5000Sを見ていく。