コクピット、その2

 助手席側から撮影したところ。写真手前、シートみたいな形状をしている黒い物体があるが、これが助手席なのだ。レギュレーション上は助手席が必要なだけで、実際に人を乗せて競技を行うわけではないため、シートベルトは付いていない。



 運転席。ヘッドのパッドが左右で非対称だ。乗降性確保のためだろう。



 助手席側から撮影したコクピット。



 手ぶれを起こしてしまったのが非常に残念な写真なのだが・・・矢印部分にツマミがある。なんのツマミかというと、フロントとリアのブレーキの聞き具合を調整するものなのだそうだ。つまり給油直後はリアが重くなるが、燃料が少なくなってくると前後のバランスが変ってくる。そのため前後のブレーキの効きを調整するとのこと。



 助手席側のドアを開けると、なにやらプレートが見えた。



 これ、ダイアグノーシス(自己診断機能)でのLED点灯パターン一覧である。主にはセンサー類の異常の有無を確認するためのものと思われる。



 次頁からは、エンジンルームを見ていこう。