マツダS8P 外観、その2

 ここからは細部の外観を見ていこう。

 フロント斜め前。実はこの車、発掘されたとき左のヘッドライトがなかった。残っていた右のヘッドライトをみると、カバーがしてある。しかも単純に透明なカバーではなく、反射板のような細かな山谷のあるカバーだった。今回レストあするにあたり、よく似た山谷のあるアクリル板を探してきてワンオフで作ったそうだ。そのため、左右のヘッドライトの見え方がちょっとだけ違う。
 またバンパーは、同様にジウジアーロがデザインしたハンドメイドの117クーペのように一本モノになっている。



 フロントフェンダー横にある、ベルトーネがデザインしたと書かれているプレート。左右にある。



 フロントノーズ真横。一見するとルーチェそのまんまだが、S8Pが市販のルーチェ、そしてルーチェロータリークーペとどう似ていて、どう違っているかについては、別のレポートにて改めて見ていく。



 照明の関係で、右方向からの撮影になってしまったのだが・・・Aピラー付近を拡大したところ。三角窓の形状自体は市販のルーチェと同じなのだが、あけ方は異なる(後述)。



 今では考えられないくらい細いBピラー。




 Cピラー。この形状は市販モデルのルーチェのセダンと同じだ。



 が、ここにも例のロータリーマークが。独特のロータリーマークはボディーには計3箇所かかれている。



 次頁からは、さらに細部を見ていく。