ボディー、その2

 ボディーを語る上で圧巻なのが、ボンネット、フロント、リアパンパーが分かれている点だろう。少なくとも既に発売されているBCのモデルはいずれもボディーと一体となっている。これにより改造の幅が広がる。



 ウオッシャーノズルもあるノーマルのボンネット。



 牽引フック用の穴も開いているノーマルのフロントバンパー。



 実車ではネジ止めのため穴が開いていない4隅のスリット。ここに穴が開いていなかったら完璧だったリアバンパー。



 次なる展開のヒントが隠されている部分がボンネット下のフレーム部分。MSVやM2の幅広エアインテークをもつボンネットの取り付けをも睨んだようなスペースがある。フロント先端部分には、M2ボンネットのフォグを入れるためのスペースらしきものが。不要部品として取り除かれるパーツは、リトラクタブルヘッドライトに改造する際に蓋として活用してくださいと言わんばかりだ。こんな展開を見せているのはAZ−1だけだろう。





 もともと着色されている赤と、純正色の赤(SU)を比較したところ。モデルの下にあるのはアウトジアノ製のミラーカバー。モデルの赤は、かなり赤が薄いことがわかる。むしろオレンジに近い。単純にくみ上げたら赤全塗装のAZ−1には見えない。結局塗装せずにはいられなくなり、組むのを難しくしている。



 次頁からは下回りのパーツを見ていく。