サバンナバン、その2

 まずエンジンルームをみてみよう。AP車なのだが、サーマルリアクタがとりはずされ、キャブがウエーバーのダウンドラフトタイプになっていた。エアクリーナーは日産用のものを改造して取り付けているとのこと。



 再び最も特徴的なリアに焦点をあててみよう。




 リア横のガラス。完全にフラットだ。また現在の車のようにデフォッガーは入っていない。




 エアのアウトレット。現在の車ではリアバンパーの中にあるなどして全く見えなくなっているが、当時の車は乗用車やバンでもこれがデザイン的なアクセントになっていた。左右にある。ちなみにCピラーにエアのアウトレットがある車は、商用車やSUVを除くと、初代プリウスが最後ではないかと思う。




 リアのコンビランプ。そんなに売れない車なのだから、流用品・汎用品でもかまわないと思うのだが、専用品が設定されている。が、もろ商用車のようなデザインだ。
 ロータリーの載ったワゴンは他にもあった。ダルマルーチェに設定があった。こいつのリアのデザインは結構よかっただけに、専用品のコンビランプを使ったサバンナのデザインはちょっと残念。




 あと、クーペと大きくデザインが異なるのがルーフ。三本筋がはいっている。