バルブ

 前回、シリンダーヘッドをカム側から見たが、今回は燃焼室側からみてみる。




 バルブの焼け具合は普通で、特段問題ない。写真上のよく焼けている方が排気側である。




 バルブをはずして観察した。まずはイン側のバルブ。10万キロ時点でのオーバーホール新品に交換したかどうかは不明。とりあえず20万キロ走行したバルブだと仮定して話を進める。




 バルブ自体、特に変わったところはない。前回圧縮を測定したが漏れなどはなかったため、結果的に問題はないと判断できる。



 次は排気側のバルブ。




 排気側はカーボンが付きやすいが、付き方は正常である。




 イン側と同様、特に普通のバルブと変わったところはない。



 バルブステム径はいずれも5.47mmであり基準値内であった。以上、バルブには特段異常な箇所は見あたらなかった。