プロポ&その他

 次にプロポを見ていこう。




 このプロポ、ラジコンの作りとは逆にデキがイマイチだった。Leggeroよりも高額なプロポのスタイリング自体があまりよくないことを考えるとやむなしか。AZ−1のラジコンが発売されたこと自体に感謝せねば。
 まずホイールにキズがついている。キズというより射出成型の金型にゴミが付着していて、それが転写された感じがする。




 ウエルドが出ている。またかみ合わせが悪い。写真上側はぴたっと合っているのだが、矢印で示す下側は隙間がある。ラジコン本体自体は、これだけ隙があるとまともに動かないはずだから、プロポはこれでいいのかと余計に気になってしまう。




 全体的に質感がない。シボが浅いのだ。色がついているのも、写真で示すステッカー部分のみでちょっと寂しい。ホイールはスポンジが巻かれているが、グリップはプラスチックのまま。せめてゴムがついていればと思うが、そこはオーナーによる工夫の余地を残してくれたものだと理解しよう。




 機能面では、操舵角が調整できる。AZ−1的にはMAXにすべきだろう。操作しにくくなるけど。







 駆動用バッテリーは、7.2V 1100mAのNi-MH電池だ。単三より一回り長さが短いタイプ。バッテリーの単品(1.2Vの電池1つ)は秋月電子でも売られている。予備バッテリーを自作しようかと考えたが、秋月での販売価格とABCホビー純正の価格はほとんどかわらないため、自作のメリットはない。



 次頁からは、いよいよボディーと実車を比較していく。